泣ける映画がスキ

僕が好きな映画。だれかに観てほしい映画。

2006年03月17日

死ぬまでにしたい10のこと

sinumade
   監督;イザベル・コヘット
   出演;サラ・ポーリー

この映画で流れるのはやさしい涙。
自分の死を見つめて、受け入れた彼女が考えた末に
しなければならなかった10のこと
その全てにあふれる彼女の愛を感じる。
彼女はとても素敵な女性だ。


なぜだろう物語の中で死を宣告された主人公は
素敵になる。
死とは終わり。
普段見えないそれがみえる。
いままで感じなかったものを意識するようになる。
そうなるときゅうに愛しく思うんだろうな。
愛をもつ人は素敵だ。

高校の卒業式でなんでもなかった日々を思って泣いてしまうように。
涙する生徒たちが素敵なように。

僕にはまだ終わりがみえないけれど素敵
に生きたい。

この映画を観てそう思いました。


posted by darkwally at 16:00| Comment(17) | TrackBack(13) | 映画について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月08日

東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜

tawa-
東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜
リリー・フランキー著

映画中心のブログのはずが、最近小説について書いちゃってます。
今日は、リリー・フランキー著「東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜」について。


この本は友達が持って来た。僕が時々、重松清を貸してやる友達だ。
絶対読むべきだ。そう言って。
僕は軽い気持ちで読み始めた。
舐めていたね。はっきり言って。リリー・フランキーという男を。
もちろん知っていたさ。「おでん君」の人だろ。「ココリコミラクルタイプ」にでてるだろ。
だってそんなイメージしかなかったんだもん。
あんなの書けると思わねーじゃん。
・・・泣いたさ。もちろん。

僕は読んですぐ母を抱きしめたかった。
母がいとおしくなった。
彼の母親の愛を知ることで自分の母の愛を知った気がした。

そしてまた、リリー・フランキーというひとの内側を見た気がした。
僕は「おでん君」がマジで好きだ。アニメね。(NHK教育テレビだったかな)
あのおとぼけ具合がたまんない。
あんなの作れるのはあんなお母さんがいたからなのかな。
そんな風に感じた。

これはお母さんが大切に思える。読み終わったらきっとそう感じる。
母の愛を感じることができないとかんじているならこの本を読んで欲しい。
きっとあなたのお母さんがどれほどの愛を持っているか分かるはずだから。


そんな本。

posted by darkwally at 20:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 小説について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月28日

博士の愛した数式

 su-siki
 
 小川洋子(著) 
 
 第一回本屋大賞受賞
 
 単純に美しいと思った。
 美しい文章によって目の前に広がった世界はやはり美しいものだった。
 
 
 八十分しか記憶がもたない数学者の苦悩を家政婦である「私」とその息子「ルート」
 が優しく受け止める。
 またそんな二人を彼は精一杯愛そうとする。
 

 僕はそんなキラキラとした日々を眺めていた。
 胸の奥が温かくなるのが分かった。
 涙がいつのまにか頬をつたった。
 悲しくなくても涙ってこぼれるんだ。
 僕は初めて美しいものを見て涙を流した。

 
posted by darkwally at 19:03| Comment(2) | TrackBack(1) | 小説について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月27日

ほたるの墓

  hotaru

          監督;高畑勲
          出演;辰巳努
         
 この映画を初めて観たのは小学生のころだった。
  2、3年生くらいだったから10年くらい前だろうか。
  道徳の時間か何かに生徒の一人が持ってきたビデオをクラス全員で観た。
  
  持って来たのは確か生田目君と言っただろうか。
  珍しい名前だ。未だ彼以外は会ったことがない。  
  そのころの思い出などほとんどでてこないのに、その道徳の時間のことは
  良く覚えている。
  生田目君もそのビデオを持って来たおかげで火垂るの墓とセットで名前を覚えている。
  それほどに印象深い映画だったということだろうか。

  これは子供心にショックだった。

  戦争というもの。それを、その悲惨さを初めて感じた。
  迫り来る死の恐怖。家族を戦火に奪われ悲しみ。焼けただれた死体に囲まれて感じる飢え。
  戦争って人をここまで変えてしまうのか。
  そう感じた。
  
  そして何よりそんな悲惨な状況で必死に生きようとする
  清太と節子の兄妹の姿に心を打たれた。
  おはじきをドロップだと言って口に入れてしまうほどに弱りきった
  節子を清太が看病するシーンはもう観れなかった。
  辛すぎて。 
  たぶんクラス全員が泣いていた。先生も泣いてたし。
  
  一生に一度は観なきゃダメでしょ。
  そういう映画。

  
  
posted by darkwally at 18:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月26日

ダンサー・イン・ザ・ダーク

  dancer
  
  監督;ラース・フォン・ドリア
  主演;ビョーク
  
  僕は泣いた。
  こんなにも強い愛を知らなかったから。
  
  アイシテル・・・
  そんな言葉が嘘に聞こえてしまうほどに感じた。
  彼女の愛を。

  彼女の愛を、そして彼女への愛を感じるたびに、
  それを悲しいと思うたびに、
  それを苦しいと思うたびに、
  僕は涙した。
 
  ひたすらに悲しかった。
  死につながる愛が。
  彼女に死を選ばせる愛が。
  僕は悲しかった。
  涙が止まらなかった。
 
  
  愛を美しいと感じた。
  そして僕は人を好きになれた。
  この映画に出会ってそう思えた。
  そう思えたことがとてもうれしかった。

  ダンサーインザダーク
  
  
posted by darkwally at 12:43| Comment(2) | TrackBack(3) | 映画について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月25日

この森で、天使はバスを降りた

 konomori
 
   監督;リー・デヴィッドズロトフ
   主演;アリソン・エリオット
 
 参った。どうしてこう泣けるのだろう、映画というやつは。
そしてまた、泣いた後の心地よさ。クセになってしまうよ。
涙には感情の昂ぶりによって発生した体内の有害成分を押し流す働きがあるらしい。
だからかな、ひとしきりティッシュを濡らしたあとはあんなにスッキリしてしまうのは。
心の中の汚れみたいなものをきれいにしてくれる気さえする。
だってなんだかやさしくなれるもの。


大好きだった彼女に想いが届かなかった。
あんなに好きだった想いも何か恨みみたいなものに変わっていくのが分かった。
それがまた辛かった。
もう「おはよう」すら言えない気がした。
それがまた辛かった。

辛くて辛くて仕方なかった。
でも涙は出なかった。
きっと僕の体には有害物質がたまり、心は汚れでいっぱいだったのだろう。
何も考えられなかった。「辛い」それ以外なにも感じなかった

そんな時一本の映画に出会った

”この森で、天使はバスを降りた”


観終わっって涙を拭いたら、優しいというか穏やかな気持ちになった。
彼女に明日「おはよう」と言える気がした。
もう心の汚れは洗い流されたのだろう。
彼女に対する嫌な感情はなくなっていた。

今彼女とは良い友達だ。
この映画とそれを観て流した涙のおかげで。
今彼女とは良い友達だ。
僕はそれがうれしい。

この森で、天使はバスを降りた

 僕のとても好きな映画


posted by darkwally at 15:33| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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